日本食品洗浄剤衛生協会
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講演会要旨
食洗協年末講演会「最近の食中毒動向と生食用牛肉の取り扱いについて」で熱弁
食洗協年末講演会「最近の食中毒動向と生食用牛肉の取り扱いについて」で熱弁
平成23年12月14日、国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部第一室五十君(いぎみ)靜信室長をお招きして、年末講演会が開催されました。五十君室長は最近の食中毒動向についてご説明されました。腸管出血性大腸菌、ウェルシュ菌、セレウス菌については、患者数の増減はあるが事件数は変化がないこと、カンピロバクター・ジェジュニ/コリは細菌性食中毒での患者数は上位で、徐々に患者数が増加傾向にあるのに対し、サルモネラ属菌、ぶどう球菌、腸炎ビブリオの発生件数は減少傾向にはあるが、死亡例や大型の集団事例の発生が起こらないように食品の衛生管理の徹底を維持することが重要であることを力説されました。
 次に、現在問題となっている生食用牛肉の取り扱いについてご講演いただきました。生食用食肉の規格基準検討の経緯、生食肉の加工基準設定に関わる調査・研究結果についてご説明いただき、生食用として提供される牛肉は解体後、速やかに適切な加熱処理と工程管理を行うことで、表面および深部への汚染が制御可能と思われること、牛肉表面10mm下における60℃・2分加熱保持により、腸管出血性大腸菌(およびサルモネラ属菌)の危険性を想定レベル以下に抑えると思われることについてご講演いただきました。
 さらに、微生物学的基準の考え方についてご講演いただき、今回の生食肉の加工基準設定については公衆衛生上の目標値から摂食時安全目標値かつ達成目標値を設定したものであることについて熱弁をふるわれました。さらに、微生物学的基準における衛生指標として腸内細菌科菌群を採用した背景と試験法についてもご講演いただきました。

演題:「最近の食中毒動向と生食用牛肉の取り扱いについて」

講演内容
1) 最近の食中毒動向
2) 生食用食肉の規格基準検討の経緯
3) 生食肉の加工基準設定に関わる調査・研究結果
4) 微生物学的基準の考え方とその概要
5) 腸内細菌科菌群試験



食洗協総会後講演会「食中毒と微生物について」で好評を博す
食洗協総会後講演会「食中毒と微生物について」で好評を博す
 平成23年5月11日、東京海洋大学海洋科学部食品生産科学科木村凡教授をお招きして、総会後講演会が開催されました。木村教授は食中毒患者の内訳のご説明後、細菌、食中毒菌の基礎知識についてご説明されました。食中毒菌には、主にグラム陰性菌である感染型食中毒菌と主にグラム陽性菌である毒素型食中毒菌があり、それぞれの細胞表層構造についてご説明されました。感染型食中毒の主な症状は下痢で、発症時間は数時間から24時間であること、一方毒素型食中毒の主な症状は吐き気で、発症時間は30分から数時間と短時間であるとのことでした。
 次に、代表的な感染型食中毒細菌である病原性大腸菌、サルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオおよびリステリアについて、また毒素型食中毒細菌である黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、セレウス菌、およびウイルス性食中毒であるノロウイルスについて感染経路や食中毒発生件数等をご説明いただきました。特に、現在生肉の食中毒として問題となっている病原性大腸菌O−111やO−157などの病原性大腸菌については細胞表層構造や感染メカニズムについて詳細にご講演いただきました。
 ビジュアルなスライドを基に、分かりやすく、説得力のあるご講演内容で、好評を博しました。

演題:食中毒と微生物について

講演内容
1) 食中毒患者の内訳
2) 細菌、食中毒の基礎知識
3) 代表的食中毒細菌 感染型
    1  病原性大腸菌
    2  サルモネラ
    3  カンピロバクター
    4  腸炎ビブリオ
    5  リステリア
4) 代表的食中毒細菌 毒素型
    1  黄色ブドウ球菌
    2  ボツリヌス菌
    3  セレウス菌
5) その他
    1  ウイルス(ノロウイルス)



食洗協年末講演会「最近の食中毒の動向」で熱弁
食洗協年末講演会「最近の食中毒の動向」で熱弁
 平成22年12月15日、東海大学海洋学部の小沼博隆教授をお招きして、年末講演会が開催されました。小沼教授はノロウイルス、サルモネラ菌、カンピロバクターによる今年の主な食中毒および最近の食中毒事情と問題点についてご説明後、O157食中毒、サルモネラ食中毒、サポウイルスによる食中毒およびノロウイルスによる食中毒の具体的事例を中心にご講演されました。
 特に、最近の食中毒は(1)原因微生物の多様化 (2)少量菌感染による食中毒の多発 (3)ノロウイルスの環境汚染と集団事例・散発事例激増 (4)大規模広域食中毒の頻発などが問題となっていること、また食中毒・腐敗変敗の発生要因として(1)原材料がすでに汚染 (2)二次汚染 (3)長時間の放置 (4)加熱不足 (5)冷却不足・冷却の不手際があり、食中毒発生の根本的要因として(1)うっかり (2)不注意 (3)判断ミス (4)確認不足 (5)思い込み (6)疲労などの人的ザードがあることを力説されました。
 カキの採取現場でのビジュアルなスライドなどを基に、分かりやすく、説得力のあるご講演内容でした。小沼教授の豊富なご経験に基づく熱意あふれるご講演であり、受講者は時間が経つのを忘れるほどで、大好評でした。

演題:「最近の食中毒の動向」

講演内容
1) 今年の主な食中毒
2) 最近の食中毒事情と問題点
3) 微生物による食中毒で何が問題?
4) O157、O145食中毒
5) サルモネラ食中毒
6) サポウイルスによる食中毒
7) ノロウイルスによる食中毒



食洗協総会後講演会「学校給食の衛生管理について」で好評を博す
食洗協総会後講演会「学校給食の衛生管理について」で好評を博す
 平成22年5月10日、(財)東京顕微鏡院の伊藤理事をお招きして、総会後講演会が開催されました。伊藤理事は原因施設別微生物による大規模食中毒の発生状況および平成8年に発生したO157の対策として、文部科学省が平成9年4月に制定した「学校給食衛生管理の基準」についてご説明され、ドライシステムの導入またはドライ運用、二次汚染防止対策の重要性について力説されました。
 その後、ノロウイルスとヒスタミン食中毒の増加など学校給食による食中毒の発生の変化に伴い、平成20年6月に学校給食法が改正・「学校給食衛生管理の基準」が改訂され、HACCPの考え方に基づくこと、調理委託の場合も本基準に基づくことおよび中心部が75℃1分間以上、特にノロウイルス対策(二枚貝等を使用した際の中心温度は85℃1分以上)が講じられるとともに手指の洗浄・消毒の重要性と石鹸やアルコールの有効性についてご説明されました。
 さらに、調理場における洗浄・消毒マニュアルが制定され(平成21年:PartI、22年3月:PartII)、洗浄が基本であることを力説されるとともに、適切な設備、食品、調理器具などの洗浄・消毒方法について、また食器や施設・便所の洗浄・消毒の基本的な考え方と手順、洗浄剤・消毒剤の使用時の注意事項について詳細にご講演頂きました。
 ビジュアルなスライドを基に、分かりやすく、また豊富なご経験を基にした説得力のあるご講演内容で、好評を博しました。

演題:「学校給食の衛生管理について」

講演内容
1) 食中毒の発生状況
2) 学校給食衛生管理の基準
3) 学校給食法の改正
  学校給食衛生管理の基準の改訂
4) 調理場における洗浄・消毒マニュアル



食洗協年末講演会『21世紀の新しい経営戦略「ホスピタリティ・マネジメント戦略」とは』で熱弁
食洗協年末講演会『21世紀の新しい経営戦略「ホスピタリティ・マネジメント戦略」とは』で熱弁
 平成21年12月8日、桜美林大学の山口祐司名誉教授をお招きして、年末講演会が開催されました。山口名誉教授はホスピタリティとは、「思いやりのあるもてなしの心」であり、主人と客が対等相互の立場にあり、サービスとは異なることをご説明後、ホスピタリティ・マネジメントの解釈をご説明されました。アメリカでは、ホテル、レストランなどビジネスに直結した企業経営とこれらを包括した観光の産業経営という狭義的解釈がなされ、一方欧州、オセアニア、アジアなどでは、観光経営が主となる広義的解釈がなされており、都市地域開発、歴史的遺産と維持再開発、環境維持など観光を軸とした研究が主となっているとのことでした。
 特に、今後のグローバル化のなかで、レベニュー(イールド)マネジメント(時間と場所を特定する予約ビジネスでの収益拡大戦略)、バランス・スコアカード(非財務指標とのバランスを重視する)、国際会計基準、ホスピタリティに適した人材開発など独自の経営技術の開発が必要であり、ホスピタリティのコンセプトが今後の企業経営に不可欠であるため、一次、二次、三次産業を横串のようにまたがるソフト型のインフラストラクチャーとして「ホスピタリティ・マネジメント」が台頭してきていることを力説されました。
 今後、「ソーシャルビジネス」「格差是正」「地球維持」などに、新しい人間的「経営学」「経済学」が必要になってきており、「ホスピタリティ・マネジメント」の果たす役割が重要であることを熱弁されました。

演題:演題:『21世紀の新しい経営戦略「ホスピタリティ・マネジメント戦略」とは』

講演内容
1) ホスピタリティとは
2) ジョウジ・アカロフの「情報の非対称制」、ムハマド・ユヌスの「貧困のない世界を作る」他
3) LOHAS、CSR、COMPLIANCE、HACCPとホスピタリティとの関係
4) ホスピタリティ・マネジメントの評価
5) ホスピタリティ・マネジメントとは
6) 今後のグローバル化のなかで、ホスピタリティ・マネジメントは



食洗協総会後講演会「日本のホテル業界の歴史」、「欧米と日本のホテルの違い」他で好評を博す
食洗協総会後講演会「日本のホテル業界の歴史」、「欧米と日本のホテルの違い」他で好評を博す
 平成21年5月25日、(株)F&Rセールスプロモートの藤井 俊之代表取締役およびビ トウモロウの箭内 祥周(やない よしちか)代表取締役〔元日本ビューホテル(株)会長〕をお招きして、総会後講演会が開催されました。藤井代表取締役は「日本のホテル業界の歴史」について、また箭内代表取締役は「欧米と日本のホテルの違い」を中心にご講演されました。
 藤井代表取締役は、明治時代に建設された帝国ホテル以降のホテルの歴史をご講演頂き、近年では、御三家(帝国ホテル、ホテルオークラ、ホテルニューオータニ)に対し、外資系のグローバルホテルが日本のホテル業界をリードしています。最近、海外の超高級ホテルが開業し、ホテル間の競争が一段と激化しているとのことでした。また、ホテル業界の人脈、人材についてもご講演いただき、大変興味深いと好評を博しました。
 箭内代表取締役は、フランスやスイスでのご自身の経験を基に、大変興味深いお話を頂きました。欧米ではサービス業とは親切業と考えられており、欧米のホテルにはスピードとリズム感があること、また欧米ではサービスはお金で買うものと考えられているため、顧客が自分を認めさせるために積極的にチップを渡すことが力説されました。現在、ホテル業界も厳しい不況下にありますが、不況を脱するのは来年の秋以降になるのではないかとの予測がなされました。
 ホテル業界の歴史やサービスについて欧米と日本のホテルの違いをご講演いただくなど大変有意義なご講演であり、受講者の好評を博しました。

演題:「日本のホテル業界の歴史」、「欧米と日本のホテルの違い」他

講演内容
(株)F&Rセールスプロモート 藤井 俊之代表取締役
1) 日本のホテル業界の歴史

ビ トウモロウ 箭内 祥周代表取締役
1) 世界金融危機
2) 欧米 一流ホテルのチップ論
3) 欧米と日本のホテルの違い
4) ホテル雑感



食洗協年末講演会「食中毒の最近の動向」で熱弁
食洗協年末講演会「食中毒の最近の動向」で熱弁
 平成20年12月17日、東海大学海洋学部の小沼博隆教授をお招きして、年末講演会が開催されました。小沼教授は最近の食中毒事情と問題点についてご説明後、サポウイルス、ノロウイルスおよびカンピロバクターによる食中毒ならびに予防方法を中心にご講演されました。
 特に、カキ等の二枚貝が汚染源となっているノロウイルス食中毒の場合、集団事例が多いこと、散発事例が激増していることを具体的にご紹介頂くとともに、ノロウイルスの感染経路が複雑化していることをご説明頂きました。ノロウイルスに対しては、完全な予防方法がないこと、感染力が強いことなど予防方法の困難性をご指摘されました。また、鶏肉などの食肉が原因で発症するカンピロバクターによる食中毒の場合は、手足の麻痺や呼吸困難を起こすギラン・バレー症候群を発症した際の早期治療の必要性などを熱弁されました。
 カキの採取現場や鶏肉加工現場での詳細、かつビジュアルなスライドを基に、分かりやすく、説得力のあるご講演内容でした。小沼教授のご経験に基づく熱意あふれるご講演のため、受講者は時間が経つのを忘れるほどで、大好評でした。

演題:「食中毒の最近の動向」

講演内容
1) 食中毒の発生状況
2) 最近の食中毒事情と問題点
3) 微生物による食中毒で何が問題?
4) サポウイルスによる食中毒
5) ノロウイルスによる食中毒
6) ノロウイルスの感染経路
7) ノロウイルス食中毒の予防方法
8) カンピロバクターによる食中毒
9) カンピロバクター食中毒の予防方法



食洗協総会後講演会「CSRにおけるCS(顧客満足)と苦情対応の役割」で好評を博す
食洗協総会後講演会「CSRにおけるCS(顧客満足)と苦情対応の役割」で好評を博す
 平成20年5月27日、(社)消費者関連専門家会議の柴田純男専務理事をお招きして、総会後講演会が開催されました。柴田専務理事はCSRおよびCSの定義についてご説明後、CSRにおけるCSの役割、苦情対応の役割を中心にご講演されました。
 特に、CSにおけるサービスのクオリティにはビジュアル化が大切であること、またマネジメントサイクル(PDCA)によりCSが向上すること、即座に苦情対応を図ることによりCSを実践し、それがCSRに繋がることなどを熱弁され、ビジュアルで且つ説得力のある内容であったと受講者の好評を博しました。
 また、商品の消費者である顧客が情報の生産者であり、商品の生産者である企業が日々の接客/苦情対応や顧客満足度調査などの情報の消費者になり、より良い商品を提供することが現代の情報経済社会のマーケティングにおいて重要であることをご教示いただくなど、大変有意義なご講演でありました。

演題:「CSRにおけるCS(顧客満足)と苦情対応の役割」

講演内容
1) CSR(企業の社会的責任)とは?
2) CSR実践における内部管理の基本モデル
3) 社会が企業に求めているもの
4) CSとは
5) CSに必要なもの
6) サービスのクオリティ(7つの要素)
7) CSの構造
8) CSのマネジメントサイクル
9) 苦情対応へ要求される機能
10) 情報社会のマーケティング



食洗協年末講演会「ノロウイルスの感染対策」で好評を博す
食洗協年末講演会「ノロウイルスの感染対策」で好評を博す
 平成19年12月17日、東京都健康安全研究センター 微生物部ウイルス研究科 林 志直主任研究員をお招きして、年末講演会が開催されました。林先生は、ノロウイルスの感染経路、発症機序および事例紹介などについて述べられた後、感染と免疫・予防対策についてご講演されました。
 特に、ウイルス研究分野での先生の豊富なご経験を基に、食中毒事例においてELISAやリアルタイムPCR法によるノロウイルスの検出について熱弁されました。また、ノロウイルスの遺伝子型とヒト血液型などとの免疫学的な考察を加えるとともに、ノロウイルスの予防方法や処理方法など実際的な対策についてもご講演をいただき、受講者の好評を博しました。

演題:「ノロウイルスの感染対策」

講演内容
1)ノロウイルス
    1  感染経路
    2  患者発生状況
    3  臨床症状
    4  発症機序
2)事例紹介
    1  高齢者施設における胃腸炎集団発生
    2  ノロウイルスに汚染されたバターロールパンによる食中毒事例
    3  披露宴会場における胃腸炎集団発生
3)感染と免疫・予防対策



食洗協総会後講演会「消毒剤についての最近の話題」で熱弁
食洗協総会後講演会「消毒剤についての最近の話題」で熱弁
 平成19年5月21日、近畿大学農学部の坂上教授をお招きして、総会後講演会が開催されました。坂上教授は、消毒剤の使用の歴史や使用目的、特徴および新興感染症・再興感染症の原因菌に対する消毒法について述べられた後、消毒剤の最近の話題と将来を中心にご講演されました。
 特に、消毒剤の最近の話題においては、新規消毒剤に関する具体的なデータや電子顕微鏡での形態学的変化などによる消毒効果の検証結果などを熱弁され、ビジュアルで且つ説得力のある内容であったと受講者の好評を博しました。
 消毒剤について総括的な情報をご講演いただくとともに、最新の消毒剤の研究情報についてもご教示いただくなど、大変有意義なご講演でありました。

演題:「消毒剤についての最近の話題」

講演内容
1)消毒剤(消毒薬)の使用の歴史
2)消毒剤の使用目的、主要な消毒剤とその特徴
3)消毒剤の毒性
4)消毒剤の使用方法の変遷
5)新興感染症、再興感染症原因菌に対する消毒法
6)消毒剤の最近の話題と将来について



食洗協年末講演会「食にかかわる感染症」で好評を博する
食洗協年末講演会「食にかかわる感染症」で好評を博する
 平成18年12月18日、(株)シネ・サイエンス研究所の竹田美文所長(元 国立感染症研究所 所長)をお招きして、年末講演会が開催されました。竹田所長は、食品由来感染症、感染症法の制定経緯および今年猛威をふるっているノロウイルスを中心にご講演されました。
 先生の豊富なご経験を基に、ご担当された感染症法の制定経緯やO157による感染症などでの具体的なデータ、日米における食中毒の原因究明と対策の相違、またノロウイルスの予防法などを交えたわかりやすいお話で、大変興味深く、且つ説得力のある内容であったと受講者の好評を博しました。
 食中毒対する的確な予防の必要性をご教授いただくとともに、感染症法改正の動向についてもご示唆いただくなど、大変有意義なご講演でありました。

演題:「食にかかわる感染症」
講演内容

1)食品由来感染症
2)食品衛生法
3)伝染病予防法
4)感染症法
5)新興感染症



食洗協総会後講演会「食中毒と消毒・洗浄」で好評を博する
食洗協総会後講演会「食虫毒と消毒・洗浄」で好評を博する
 平成18年5月8日、川崎市衛生研究所小川正之所長をお招きして、当協会第18回通常総会後の講演会が開催されました。小川所長は、食虫毒の予防に大切な菌への理解と、消毒剤の正しい使い方を中心にご講演されました。
 始めに、微生物の人体への有用性についてお話をされ、次に食中毒の定義、代表的な原因菌種やその症状の解説をされました。さらに、電気泳動法を用いた遺伝子パターンの分析による食中毒菌の特定方法と実例のご紹介があり、最後に消毒の基本知識、消毒剤の管理や消毒剤に対する病原体の抵抗性についてお話をいただきました。
 先生が実際に分析をされた際の発症例などを交えたわかりやすいお話で、大変興味深く、且つわかりやすい内容であったと受講者の好評を博しました。
 食中毒の予防については、私たちの食品に対する安全管理と同時に、微生物の正しい理解が必要であることをご教授いただき、日々の衛生管理について考えるよい機会となりました。

演題:「食虫毒と消毒・洗浄」
講演内容

1) 微生物について
2) 食虫毒の定義と原因物質
3) 食虫毒感染源と発症例
4) 食中毒予防について
5) 滅菌と消毒について


食洗協年末講演会「食品衛生管理−リステリア対策と腸炎ビブリオ対策を中心に」で好評を博する
「食品衛生管理−リステリア対策と腸炎ビブリオ対策を中心に」で好評を博する
 平成17年12月21日、東京海洋大学海洋科学部(食品生産科学科)木村凡助教授をお招きして、食洗協主催の年末講演会が開催されました。木村助教授は、日本で頻繁におきる腸炎ビブリオ食中毒と、日本人にとってあまりなじみはありませんが、潜在的に食中毒の脅威のあるリステリア・モノサイトゲネスについてご講演されました。
 まず、食中毒微生物の基本知識を解説され、その後、腸炎ビブリオの紹介、リステリア・モノサイトゲネスの紹介を行って頂きました。さらに、2つの食中毒菌の制御の具体的方法やサニテーションの観点からの特徴などについても述べられました。
 全体を通じて、多くの図、表および写真等のビジュアル資料を用いながらの熱意に溢れた内容であり、大変分かりやすく説得力のある内容であったとの受講者の好評を博しました。
 食品衛生の分野での食中毒は大きな脅威であり、日常の食品衛生管理の重要性を改めて痛感致しました。

演題:「食品衛生管理−リステリア対策と腸炎ビブリオ対策を中心に」

講演内容

1) 食中毒を2分すると
2) 腸炎ビブリオはどんな菌?
3) リステリアはどんな菌?
4) 制御のしやすさ、しにくさ
5) 「洗浄」「殺菌」をめぐって(リステリアバイオフィルム)


食洗協講演会「21世紀型 新しいレストランビジネス」が大好評!
食洗協講演会「21世紀型 新しいレストランビジネス」が大好評!
 平成17年5月20日に開催されました当協会第17回通常総会後の講演会に、株式会社「ラムラ」取締役 森孝幸氏を講師にお招きして、「21世紀型 新しいレストランビジネス」についてご講演いただきました。
 当協会会員各社と関連の深い「外食産業」を取り巻く様々な話題について その背景や経緯、現状の課題と今後の動向について、詳しく解説され、新しい レストランビジネスの方向性についてお話をされました。
 消費者の方々に最も近いレストラン経営者の立場からのご講演であり、 いかに消費者ニーズを的確に捉え、迅速にどのように実現して行くか、 新しい視点からの発想と行動の大切さを知る事ができました。
 会員各社の今後のビジネス戦略構築に大いに参考になる、有意義な 講演会だったとの声がたくさん寄せられました。

演題:「21世紀型 新しいレストランビジネス」

講演内容

外食産業を取り巻く環境の変化
低成長の時代?、取り巻く環境は様々に変化し、対応するために多様化
Hospitality(もてなしの心)=精神的な満足感が重要、孔子の「仁」に近い
Priceless=心に響くものにはお金をおしまない
人口構造変化=アクティブシニア、意識=全員中流意識
個の時代、少子高齢化(主役は子供)
→オーダーメード、記念日需要、高齢化ビジネス、スローフード

これからの戦略
ローカルの時代(ふるさと=安心・安全を無意識に感じる)
野菜不足(特に若者)
不況の時代=ムダ金は使わない
                    サービスは向上
                    様々な変革が要求される
                    お客様第一主義
                    現場主義が第一
→21世紀:《想い》《信念》《愛情》

(株)ラムラさまの信念
美味しくなければダメ
      その美味しさは世間に合っているか?
      環境変化に敏感で遅れていないか?
究極の個人店を作る
ソフトがハードを乗っ取る時代
今日の非常識は明日の常識(朝令朝改)
好感度 三感:安心感・優越感・納得感

食洗協年末講演会「食中毒の最近の動向について」で熱弁!
食洗協年末講演会「食中毒の最近の動向について」で熱弁!
 平成16年12月22日に開催した食洗協主催年末講演会にて、東海大学海洋学部・小沼博隆教授による下記内容の講演が行われました。
 小沼教授は、集団食中毒事件と患者数(2002年)および大規模食中毒(患者数500名以上)についてご説明後、ノロウイルスやカンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157:H7およびサルモネラなどの細菌が食中毒の主な原因であると述べられました。
 また、最近の大規模食中毒の発生施設として、学校給食が減少する一方、仕出屋、製造業および飲食店が増加していることを明らかにされました。
 さらに、食中毒の主原因となる各微生物についてご講演頂きました。最初に、ノロウイルスの分類や性状(熱や薬品に強い)についてご説明後、貝類で発生した事例や給食従事者を介して発生した学校給食におけるパンによる食中毒事例についてご説明頂きました。また、カンピロバクターの分類と鶏肉が原因となった食中毒事例、腸管出血性大腸菌O157:H7の分類と焼き肉、生野菜洗浄液やフルーツが原因となった食中毒事例、さらにサルモネラの分類と鶏卵が原因となった食中毒事例についてもご説明頂きました。いずれの場合も、食品加工現場での詳細、かつビジュアルなスライドを基にされた分かりやすく、説得力のあるご講演内容でした。熱意あふれるご講演のため、受講者は時間が経つのを忘れるほどで、大好評でした。

演題: 「食中毒の最近の動向について」

講演内容:
集団食中毒事件と患者数(2002年)
大規模食中毒(患者数500名以上)
大規模食中毒の原因施設
微生物による食中毒で何が問題か
ノロウイルス
カンピロバクター
腸管出血性大腸菌O157:H7
サルモネラ

危険物の取扱いに関する留意点について
「危険物の取扱いに関する留意点について」の講演要旨
 平成16年10月14日に開催されました食洗協主催講演会にて消防庁危険物保安室危険物第2係長・松浦 晃弘氏による下記の演題・内容の講演が行われました。
 松浦氏は、消防法上の危険物と危険物から除外されるものについての概要と危険物規制に係る法令体系全般について解説されました。松浦氏は、危険物運搬の基準の運搬容器に関する項目に関して、規制改革要望書を業界団体から内閣府に提出すれば規制対象品に関しても検討して戴ける旨についても言及され、消防法等の規制に悩む企業にとって一考の余地ありと感じられました。
 講演内容は、大変分かりやすく、熱意に溢れた内容でした。危険物を実際に取扱っている我々食洗協会員にとっても危険物、非危険物の分類法や危険物の取扱いに関する留意点についての解説は改めて大変参考になる内容でした。

演題: 「危険物の取扱いに関する留意点について」

講演内容:
危険物について
消防法上の危険物とは何か
消防法別別表第一の類別・性質・品名・指定数量等
危険物から除外されるもの
危険物規制に係る法令体系
危険物規制の概要
貯蔵・取扱いの禁止等
適用除外
製造所等の区分
共通基準
貯蔵の基準
運搬の基準
運搬容器
積載方法
運搬方法
移送の基準
関係条文
質疑応答

学校給食従事者講習会にて「洗剤の種類と適切な使用方法」を力説!
学校給食従事者講習会にて「洗剤の種類と適切な使用方法」を力説!
 平成16年7月30日に開催されました平成16年度学校給食従事者講習会(豊島区教育委員会主催)において、当協会の食器・食品洗浄部会長である大野透氏(ライオンハイジーン(株)開発企画部)が、下記の演題・内容にて講演を行いました。
 大野部会長は、学校給食での食中毒の事例を紹介し、食中毒を防ぐには発生要因を理解することの重要性、洗浄の必要性および意義について力説いたしました。また、写真で洗浄作業の実態を紹介するとともに業務用洗浄剤の種類、特に厨房用洗浄剤の種類について説明いたしました。更に、各種洗浄剤についてイラスト入りの洗浄マニュアルおよび洗浄時の注意点について説明し、学校給食に携わる方々が目的に応じた洗浄剤を適切な方法で使い分け、常日頃から衛生管理を心がけることの重要性について熱弁を奮いました。講演内容は、ビジュアルでかつ分かり易く、受講者に好評を博しました。

演題: 「洗剤の種類と適切な使用方法」 〜洗剤を効果的に使用して、食中毒を防ぐ!〜

講演内容:
   1.学校給食での食中毒の事例報告
   2.食中毒を防ぐには? 発生要因の理解が重要!
   3.写真で見る洗浄の実態
   4.洗剤の種類と適切な使用方法
   5.まとめ

食洗協総会後講演会「人獣共通感染症の最近の話題」で熱弁!
食洗協総会後講演会「人獣共通感染症の最近の話題」で熱弁!
 〜人と動物に共通の感染症の予防対策と危機管理:危機意識の継続〜
 平成16年5月20日に開催されました食洗協主催総会後講演会にて、国立感染症研究所・獣医科学部第二室室長・井上 智先生による下記の演題・内容での講演が行われました。
 井上先生は、ヒトと動物に共通の感染症である「動物由来感染症、人獣共通感染症(ズーノーシス)」の特徴について概要を説明された後に、昨年度改正された感染症法を紹介されながら国内外の最近の話題と国内で報告のあった動物由来感染症の特徴について説明され、また適切な危機意識の継続が求められている国内の狂犬病対策の状況について「人と動物に共通の感染症の予防対策と危機管理」といった視点からも述べられました。
 特に人獣共通感染症が発生した場合に、迅速・適切な初期対策を可能とする危機管理体制の整備と平常時における適切な予防対策の継続の重要性を力説されました。
 講演は、多くのビジュアル資料を用いながらの熱意に溢れた内容であり、参加者の好評を博しました。食品衛生の分野でも感染症は大きな脅威であり、技術情報としての重要性を改めて痛感しました。

演題:人獣共通感染症の最近の話題
      〜人と動物に共通の感染症の予防対策と危機管理・危機意識の継続〜


講演内容
「ヒト」と「動物」に見られる共通の感染症ZOONOSIS・動物由来感染症
動物由来感染症を取り巻く世界的な状況
動物由来感染症の発生様式・その伝播経路
日本や外国で発生している動物由来感染症
動物由来感染症を取り巻く我が国の状況
輸入動物の実数とその内容
最近の動物由来感染症に係わる事件
ウェストナイルウィルス脳炎
トリインフルエンザの分布
オウム病
エキノコックス症
世界の狂犬病による死亡者数
狂犬病を発症した動物の報告数と流行を媒介する動物宿主
アジア各国の狂犬病
大韓民国・中国・ロシア・インドネシアの事例
狂犬病に対する日本の予防対策
狂犬病の危機管理

食洗協年末講演会 「食品工場における新5S」で熱弁!
食洗協年末講演会 「食品工場における新5S」で熱弁!
 平成15年12月16日に開催されました食洗協主催年末講演会にて、元大阪市消費者センター所長・猫西一也先生(都合にて近畿大学・米虫節夫教授の代行)による下記の演題・内容での講演が行われました。
 猫西先生は、これからの食品衛生にとって重要なポイントは「磨く」ことであり、それはすなわち、「会社を磨く」・「自分を磨く」・「感覚を磨く」・「見る眼を磨く」ことに他ならず、また多彩な企業事例を交えて熱弁を奮われました。また、殺菌以前の重要な操作として洗浄の重要性を挙げられ、洗浄剤に含まれる界面活性剤の作用(乳化・分散)について分かりやすく解説されるとともに、近畿大学農学部米虫節夫教授が提唱されている「米虫衛生5S」についても紹介されました。「衛生5S」と従来の「工業5S」の違いは、工業5Sの目的が能率であるのに対して衛生5Sは目的が「清潔」であり、手段として「整理」「整頓」「清掃」「洗浄」「制菌」があり、これを維持するために躾があります。また、衛生5Sを確実に実行することで、HACCP実施の前提となる衛生管理プログラムの相当部分をカバーできるとその趣旨を紹介されました。そして当協会会員各社の皆さんが、食品業界はもちろん、消費者に対して「洗浄・消毒を柱にした食品衛生啓発活動」を主体的に展開することの重要性を力説されました。
 講演内容は大変分かりやすく、熱意に溢れるものでした。当協会としても今後より一層の消費者生活への貢献を目指し、協会活動の充実を期さねばならないことを痛感させられました。

演題:「食品工場における新5S〜これからのキーワードは<磨く>」
講演内容
● これからの話 キーワードは「磨く」
    社をあげた衛生管理体制の重要性(企業事例数社)
    「食品安全」は品質管理責任者の強いリーダーシップがポイント
    管理職は「教える」作業者は「実施」と責任・役割分担を明確化させること
    管理職教育(衛生、洗浄等)の重要性(管理職の4つの技能)
    危害要因分析(特性要因図から点検表を作成し衛生教育へ展開を)
    洗浄の基本(界面活性剤の作用)基礎教育からSSOP実践へ
    組織の活性化が鍵、「働く組織」が食品危害を防ぐ
    米虫衛生5Sの紹介 衛生5Sの目的は清潔、工業5Sの目的は能率

食洗協会員 食器・食品洗浄剤等の講演で活発な討議!
食洗協会員 食器・食品洗浄剤と次亜素技術の講演で活発な討議!
 平成15年10月4日に開催されました第29回ウォーター研究会セミナー(日本機能水学会の分科会)で、当協会会員・花王(株)化学品研究所の田村室長が、下記の演題・内容で講演を行いました。
 田村室長は、殺菌前の重要な操作である洗浄の基礎および洗浄剤の歴史について解説し、さらに、新しい殺菌技術として注目されている電解次亜水の効果と課題について実験データを紹介しながら解説しました。
 講演内容は分かりやすく、かつビジュアルで、大変好評でした。また、会場から寄せられた多くの質問に対し、明快な回答と活発な討議があり、食器・食品洗浄剤などへの関心の高さが伺われました。

演題:「食器・食品用洗浄剤の動向と次亜素技術について」
講演内容
●食器・食品洗浄剤の技術と変遷: 界面科学と界面活性剤の役割
洗浄剤の課題および技術変遷
関連法令の内容
最近の洗浄剤について
●電解次亜水の効果と課題: pHの影響による殺菌効果
汚れ存在下における殺菌効果
電解次亜水の課題

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